初めまして、耳鼻科の池畑と申します。
私は兵庫医科大学を卒業後、市民病院で初期研修を行い、平成20年に入局しました。

みなさんと同じように初期研修医の2年目は科も病院も含めて進路にはかなり悩みましたが、結果的に耳鼻咽喉科を選んで、そして兵庫医科大学に入局して良かったと思っています。

私が耳鼻科を選んだのは手術や外科的な処置が好きなこと、手術だけでもなくてめまいや感染性疾患など内科的な領域もあること、小児から高齢者まで幅広い年齢層を診察できること、オンとオフのメリハリがあること、などに魅力を感じたからです。医局の雰囲気は明るくアットホームで、見学に伺ったその日に入局を決めました。

入局後は2年間大学でレジデントとして研修した後、関連病院に3年間勤め、その間に専門医を取得しました。その頃から前教授の阪上先生に「池畑は何がやりたいんや」と聞かれ、「耳の手術がやりたいです」とお願いに行きました。その翌年から早速大学に戻ることになり耳グループとして手術や疾患について勉強させていただくことになりました。阪上先生始め耳グループの先生方には本当に熱心にご指導いただき感謝の気持ちでいっぱいです。そして耳管と慢性中耳炎の関係をテーマに学位を取り、現在も耳手術や専門外来を担当しております。

大学に戻って10年目ですが、アメリカの中耳手術インストラクションコースに2回も参加させていただいたいたこと、耳手術のボランティアにブータンに行かせていただいたこと、アジアやアメリカの国際学会で発表させていただいたことは貴重な体験で、このような経験をさせていただいた教授をはじめ医局には感謝しております。臨床的なことや、学術的なこと、興味があることやってみたいこと等、アピールすれば可能な範囲でその活躍を応援してもらえる職場だと思います。

また、医局だけではなく当院の看護師さんやコメディカルの方々は親切な方が多く、病院としても働きやすい環境だと思います。

興味がありましたら是非見学に来てください。お待ちしております。